㈱木村鋳造所 御前崎工場・スズキ㈱相良工場の視察会を開催
30℃を超える夏真っ盛りの7月22日(木)、日本海側から太平洋側へと視察研修に行ってきました。午前中は、大型鋳造品で国内トップシェアを誇る㈱木村鋳造所のメインプラントである御前崎工場の視察です。同社は、最新のデジタル技術で全工程を管理・生産し、従来の鋳物工場のイメージを一新する、クリーンファンドリーであり、元気なモノづくり企業300社に選ばれるとともに、第2回ものづくり日本大賞経済産業大臣賞を受賞されています。当日は、専務取締役 木村寿利様、常務取締役 川井国光様からグループの人員と生産能力、主要設備等の概要を説明いただいた後、3つのグループに分かれ工場内を見学しました。
「FM模型制作」、「鋳造」、「仕上げ・加工」の各工程独自の管理システムを丁寧に解説いただきながら見学させていただき、NAZEの今年度の重点研究テーマである「環境・エネルギー」への取り組みへの大きなヒントを得る、実りの多い機会となりました。終わりに、参加者全員でフルモールド鋳造法による工芸鋳物「知恵フクロウ」の前で集合写真を撮りました。この地球儀の中にフクロウが造形されています。

午後からは、全国市長会の会長である森民夫長岡市長のグローバル企業トップとの人脈により、静岡県牧之原市にありますスズキ㈱相良工場の視察です。
そこは敷地面積1,963,000㎡の広大な場所、先ず目に留まったのが併設する相良納整センターの何千台とあるSUZUKIの車。バスの車窓からの眺めは、圧巻以外の何物でもないものでした。
まず、工場見学に先立ちまして、専務役員 生産本部副本部長兼相良工場長 國清巧様より、織機の製作から始まり自動車製造へというスズキ㈱の歩み、グローバルな経営戦略、そして全世界に影響を与えたリーマンショックにより新たな経営方針を打ち出したことなどを説明していただきました。なかでも徹底したコストダウンのお話は、参加者にとって大いに参考になる内容でした。
続いて、通常では足を踏み入れることができない工場内を見学しました。(残念ながら写真はNGだったのでお見せすることはできません。)プレス加工と溶接工程では、何百台とある産業用ロボットが作業をおこなっていましたが、溶接では火花の出る危険性もなく環境対策が行き届くとともに、コストが削減された綺麗な工場内でした。組立工場では、直線距離にして360メートルという広さの中、数秒単位で作業が進められており、工程ミスをすると瞬時に把握するシステムは最先端の企業ならではのものと感じました。またある工程をみると、そこには絶妙なステップで働く作業者が・・・。毎日同じ作業を繰り返すことで、各自リズム、間合いの取り方が結構大事なように思いました。

見学後は、会場を移して今回お世話になりましたスズキ㈱の皆さんと交流会をおこないました。








