NAZE事務局スタッフ「リレーコラム」:No32
○第31回目は、地域連携コーディネーター:鈴木二四雄が担当します。
「カメレオンの変身」
・㈱オオイさんのカタログを見て思い出したことであるが、あのカタログの表紙にはカメレオンの写真が載っている。しかも色がない。
・15年ほど前、私が会社勤めをしていたときの話である。バブル経済が崩壊して何もかも、商品は原価割れでしか売れない状況になっていた。メーカー各社はこぞって原価低減に躍起になっていた。当社でもコストダウン・プロジェクトチームを組んで、50%原価低減の命題が与えられた。期限は1年間、メンバーは私を含め総勢7名のプロジェクト。
・そのプロジェクトの名前が「カメレオン」。 メンバー自ら“何事にも柔軟に対応でき、変身・変革できる活動集団”になる決意を込めて命名した。
・㈱オオイさんのカメレオン、きっと同じ意味を持つのだろうと直感した。当社のカメレオンは、チームを結成したもののメンバーが今までの仕事を引きずっていて、活動が遅々として進まなかった。メンバーの上司に早く以前の仕事から解放するよう督促するのが私の当初の仕事だった。
・製品開発や改善は、大勢で銘々が手前勝手なアイディアを出しても成果が出ないばかりか纏まりが付かなくなる。そこで最初の4ヶ月間は「VE活動の進め方」と「アイディア発想法」の訓練に充てた。ところが活動を開始して2ヶ月もするとメンバーからそろそろ成果を出さないと社内批判が起こるのでは、と浮足立って来た。「何をしたら成果が出るのか分からずに成果物だけを求める姿勢」をたしなめ、メンバーの焦りを抑え、当初のプログラムに沿って活動を進めた。1年後、結果は大成功、カメレオンは社長表彰と金一封を頂いた。
・我が国では、オイルショック、円高などの不況の度に技術革新やコスト削減が進められ、それを克服してきた。今また、米国のサブプライムローンに端を発した世界不況が襲いかかろうとしている。この時期、技術革新、コスト削減に、また目が向けられるのではないでしょうか。
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※NAZEもカメレオンのように、時代の変化を読み取りながら柔軟な対応が出来る集団でありたいと思います。(金一封はないですが・・・) オオイさんにも、ぜひ表紙の意味をお聞きしたいものです。
※世界同時不況の様相が強まるなか、企業経営においても厳しい局面が予想されていますが、新たな価値創造を目指して頑張りましょう。
※11/5号は、情報化コーディネーター:杉浦 聡が担当します。・・・ No33を見る
